お笑いタレントで俳優のラサール石井(66)が10日に自身のツイッターを更新。自民党が健康保険証を原則廃止し、マイナンバーカードに一本化する方針を打ち出したことを報じる記事を引用しつつ私見を述べた。

ラサールはこの日、しんぶん赤旗が2015年11月8日に報じた「マイナンバー事業受注の4社 自民に2.4億円献金」とする記事を引用し、「パチンコのパッキーカードしかり、国が何かカードを作ったら必ずそこには利権がある。そして公務員の天下り先」としたうえで「マイナンバーセンターに行けば、パソコンも覚束ないお年寄りが働いている。」と持論を展開した。

保険証の廃止は、政府が閣議決定した「骨太の方針 2022」に盛り込まれたもので、「保険証の原則廃止を目指す」と明記された。政府と厚生労働省は2024年秋にも原則廃止する方向で調整に入っている。

保険証を廃止した後は、基本的にマイナンバーカードによって事務対応が行われることになるが、9月末時点でマイナンバーカードの交付率は人口の半数以下、さらにマイナンバーカードを保険証として利用するための専用カードリーダーを設置している医療機関は全体の約3割と伸び悩んでいるなど課題は山積みとなっている。

ラサールのこうした投稿に対してコメント欄には「高速道路のETCカードからも甘い汁吸ってましたよね」「最近宝くじの派手なCMが目に付くが、ここも官僚の天下り先!!」「ETCカードの時も利権が存在してたはず。そこには官僚の天下り先を確保する為」「やっぱりこれなんですよね。利権のことしか頭にないのかってくらい好きですよね。お金が!」「健康保険証が顔つきになれば、不正使用がかなり防げるのでいいとおもいます」「パッキーカードとかいつの時代だよ。単なるプリペイドカードだしょ。なんの説得力もない」など、さまざまな意見が寄せられていた。