元民主党所属の衆院議員で精神科医の水島広子氏(54)が2日、自身のツイッターを更新。過去の発言で糾弾を受ける杉田水脈総務政務官(55)について批判投稿をしたものの、その内容が物議を醸している。
杉田政務官をめぐっては、過去にLGBTのカップルについて「生産性がない」と月刊誌に寄稿したことや、「チマ・チョゴリやアイヌの民族衣装のコスプレおばさん」などとブログに投稿したことを野党側から追及され、この日の参院予算委員会で「傷ついた方々に謝罪し、表現を取り消す」と述べ撤回していた。
水島氏はこうした動きを受け、「杉田総務政務官については、精神科医として、おそらく正しい評価ができていると思います。ここでお話しするのはいろいろ差し支えると思うので避けますが、発達関係の問題がある人なのではないかと思います。」と指摘したうえで「正論をぶつけても、意味がない。政府からお引き取り願うしかないと思います。」と私見を述べた。
しかし、水島氏が精神科医という立場でありながら、発達障害者を差別するような発言をしたことで各方面から異論が噴出し、ツイッターで「精神科医」がトレンド入りするなど多くの関心を集めている。