西野亮廣によるビジネス書が、2023年4月、幻冬舎より発売となる。タイトルは『夢と金』に決定。Amazonでの予約もスタートする。

芸人、絵本作家、映画総指揮…ほか、多くの肩書を持つキングコング・西野亮廣氏。70万部の大ベストセラ―になった絵本『えんとつ町のプペル』は、映画、ミュージカル、歌舞伎に。その評価は、国内にとどまらず、海外にもわたっている。

『映画 えんとつ町のプペル』(2020年公開)は、映画デビュー作にして動員196万人、興行収入27億円突破、第44回日本アカデミー賞優秀アニメーション作品賞受賞するなどの快挙。アヌシー国際アニメーション映画祭ほか、世界各国の映画コンペティションにノミネートされるなど、海外でも快進撃。プペル発のNFTでは2022年10月31日に、取引量世界一を記録した。

エンタメの創作だけでなく、自ら、それを展開するためのビジネスモデルのデザインまで行い、圧倒的な実績につなげている西野亮廣の頭の中が、一冊のビジネス書になる。​その気になる中身が一部公開されたのでここに紹介したい。

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「まえがき」より

「夢か?金か?」という議論をキミのまわりの連中は繰り返すだろう。
耳を傾ける必要はない。あんなのは全て寝言だ。
「夢」と「お金」は相反関係にない。僕らは「夢」だけを選ぶことはできない。
「お金」が尽きると「夢」は尽きる。これが真実だ。

もしも、キミの両親や学校の先生が「お金の話をするな。はしたない」と言ったなら、彼らのことは軽蔑した方がいい。
もしも、貴方が子供達に対して、そのような言葉を過去に一度でも吐いたことがあるのなら、猛省し、子供達に正面から謝罪した方がいい。
 
日本の「自殺率」「自殺の原因」「犯罪の動機」を見ると、それがいかに畜生道に落ちた言葉なのかが分かる。
貴方の言葉は、自殺と犯罪の後押しだ。
貴方の言葉は、「夢」を殺す作業だ。

なぜ、貴方は夢を諦めた?
なぜ、貴方は他人を妬む?
なぜ、いい歳して不毛なアンチ活動に励む?
答えは分かっているだろう?
だったら、なぜ、それを子供達になぞらせる? 

逃げるな。
今、この国に足りていないのは『希望』だ。
希望をもつためには、夢を語り、「お金」を学ぶ必要がある。
子供は勿論、子供に背中を見せなければいけない大人もだ。

「金の話ばかりしやがって」と言うのなら、分かった。
だったら、僕よりも大きな夢を語り、行動している人間を連れてきてくれ。
それができないのなら、話を聞いて欲しい。
耳障りの良い話はしない。
夢を繋ぐ為の本当の話をする。80分あれば十分だ。

西野亮廣(キングコング)

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書名:『夢と金』著者:西野亮廣 発売:幻冬舎

発売日:2023年4月19日(水)発売予定 ※一部地域では発売日が異なります
定価:1650円(本体1500円+税10%)
判型:四六版並製