鳩山由紀夫元首相(75)が10日、自身のツイッターを更新。防衛力の抜本的強化に必要な財源を確保するため、岸田文雄首相(65)が増税措置の検討を自民、公明両党に指示。2027年度の時点で年間1兆円程度の税収増を目指す方針で、岸田政権が段階的な税率引き上げを視野に入れたことについて批判した。

鳩山氏はこうした政府の動きに反応し、ツイッターで「国民の多くは防衛費のために法人税増税は嫌だと言っている。当然のことだ。中国を最大の戦略的挑戦と捉えて敵基地攻撃能力をつけるための増税なのだ。」と指摘したうえで「これは坂本龍一さんが仰る通り外交努力の欠如の結果である。周辺諸国と良好な関係を築き、防衛ではなく教育に力を入れることで百年の計を考えなさい。」と持論を展開した。

鳩山氏の「周辺国と仲良くすれば防衛費を上げずに済む」という主旨の投稿はこれまでにも何度も繰り返されており、コメント欄には「教育に力を入れるという所は大賛成です」「散々支援した結果の今なのかな?軍議力つけて脅されてるよね」「韓国で土下座して日韓関係は良好になりましたか?」「鳩山先生がそういうのなら増税は仕方ないのかな…と思わせる高等テク」「あなたの責任でもあるわけですね!」など、さまざまな意見が寄せられていた。