「少年革命家」を名乗り不登校YouTuberとして活動する、ゆたぼん(14)が10日、自身のYouTubeチャンネルを更新。配信された動画の内容が物議を醸している。

ゆたぼんはこの日、「【重大発表】」と題した動画を公開し、日本一周の相棒であり、足となって全国を駆け抜けた「ステディ号」を売却することを発表した。

ゆたぼんは冒頭で「スタディ号をどうするんですか?とかスタディ号を売ってほしいです、という問い合わせが来ていたので、それについて話していきたいと思います」と説明し、「278日間の俺の旅やってんけど、その間、ずっとスタディ号は俺を守ってくれてて、事故もないし、なかでぐっすり寝れるし、ホンマに最高の車やねん」と、愛車の魅力に軽く触れたうえで、中古車販売店員のセールストークさながらにスタディ号の内装や外装を紹介。

最後にゆたぼんは「このスタディ号、欲しいという人に売ろうと思います。スタディ号をさらに改良して旅してもいいし、スタディしてもいい。人助けしてもいいし、自分の専用にしてもいい。このスタディ号を欲しいという人は連絡ください」と購入者が買った後は、ゆたぼんお気に入りだった独特の内外装を自由に改装しても問題ないと言い切った。

しかし、ゆたぼんのこうした行動にネット上からは「福祉関係に寄付とかだったら見直したのに」「不登校児童の支援活動をしたいならこの車をシンボルに活動継続したらいいと思うけど」「そもそもクラファンで買った車なんだから支援者に返却すれば?」「売る?タダで貰ったもので稼ごうとしてる?」「クラファンで購入したんならせめて寄付では」「単なる現金化になってる」など厳しい意見が寄せられている。

小学3年時から不登校になったゆたぼんと中村氏をめぐっては、クラウドファンディングで集めた487万円で日本一周をスタートしたものの、わずか数ヶ月で資金が底をつくという計画性の無さや「毎日美味しいものを食べて遊んでるだけでスタディしていない」といった指摘を受け批判に晒されていたが、ゆたぼんは11月13日に地元の沖縄県で無事ゴールを迎えている。

一方、ゆたぼんは4日に自身のツイッターで「親父殴ってもうた」「ボクシングの練習で手が凶器になってる‼️俺はまだまだ強くなる」と投稿し、その後もボクシングジムでのトレーニング風景を連投。来年1月21日のボクシングの試合に向けて充実した日々を送っていることをアピールしていた。

いまはボクシングに夢中なゆたぼん。善意で手に入れたはずのスタディ号をあっさりと手放してしまう姿に、支援者たちは何を思うだろうか。