大王製紙の元会長で実業家の井川意高氏(58)が15日に自身のツイッターを更新。「防衛費増額 自民党税調 3税目の増税案たたき台を幹部が提示」と題して配信されたNHK NEWS WEBの記事を引用して私見を述べた。

同記事では、防衛費増額の財源を賄うための増税策をめぐり、自民党の税制調査会は13日に続き会合を開き、幹部が、法人税、たばこ税、「復興特別所得税」の3つの税目を組み合わせるとした増税案のたたき台を示しことを伝えている。これに対し出席者からは「復興を妨げることになるのではないか」などと懸念を示す声が相次ぎ、今後どこまで具体的な案をまとめられるかが焦点だという。

井川氏は同記事を引用リツイートして、「なんども言うがクソ医者どもに3年間で95兆くれてやってるのに 一年に1兆円の防衛費のために増税か」と指摘したうえで「ほんとうに財務省 岸田 宏池会 自民党 亡国の徒だわ」と苦言を呈した。

岸田文雄首相(65)をめぐっては、13日の役員会で防衛費増額に伴う財源の一部を増税で賄う方針を示した際に「今を生きる国民の責任」と発言したことが取り沙汰されSNS上は大荒れ状態に。自民党は14日、同党のホームページで岸田首相の発言を「今を生きるわれわれの責任」に修正したものの、いきなりの増税表明に国民の怒りは治まっていない。

井川氏は岸田首相に対し、その後も「ほんと安倍総理が亡くなられて 岸田増税の話題しかない 財務省の奴隷」「クソ岸田に怒りが収まらないからもういちど コロナに乗じて3年間で95兆も医療機関に捨て銭バラ撒いてクソ医者どもに笑いがとまらないほど儲けさせておきながら 国防費1年に1兆円は国民から増税で召し上げるんだな 怒れよ!国民!まじ ひさしぶりに真剣腹が立った」など厳しい批判を連投。

こうした投稿のコメント欄には「怒りしかないです」「私も久しぶりに政治関係で手が震えるほどの怒りを感じました」「その内の十数兆円が使途不明金になってるって聞いたけど本当なんですか?」「岸田の今年の漢字、犬にすりゃ良かったのに」「岸田、財務省は国民の敵ですね」「内側から破壊される日本」「財務省に逆らえないマスコミも日本人の敵」など、さまざまな意見が寄せられていた。