鳩山由紀夫元首相(75)が27日、自身のツイッターを更新。岸田文雄首相の長男である翔太郎首相秘書官が先の首相外遊中にロンドンやパリを公用車で観光していたと一部メディアに報じられていた件で苦言を呈した。
岸田首相は今月、米英仏など5カ国を訪れ各国首脳と会談したが、週刊新潮によると翔太郎氏が希望し、日本大使館の公用車でロンドンのバッキンガム宮殿や老舗百貨店などを訪れたという。木原誠二官房副長官は同日の記者会見で、事実関係の確認は避けた上で、「一般論として、首相の行事に同席しない関係者が公務の必要上、官用車で視察や訪問を行うことはある」と説明したものの批判の声は高まっていた。
鳩山氏はこの件に反応し、ツイッターで「岸田首相の政務秘書官である長男が首相に同行してパリやロンドンを訪れた際、公用車で観光や買い物をしていたことがバレた。本来外遊の際は常に首相に随行していなければならない秘書官が離れて公用車で遊んでいたとは言語道断である。」と指摘したうえで「政務秘書官として役立たずの息子を任命した総理の責任が問われる。」と持論を展開した。
鳩山氏の投稿に対しコメント欄には「お、この意見には賛同」「鳩山さんにしては毒舌ですね。ま、その通りですが」「これだけはまともな事を言って居ると認めざるを得んな」「税金を私物化!あの役職の人材を公募したら、どれ程応募者が集まるか、どれ程素晴らしい人材が集まったかを想像して欲しい!」「役立たずの息子(総理)とな!?」「その昔、いい年してお小遣いもらってた政治家がいたんですって…」など、さまざまな意見が寄せられていた。