メンタリストのDaiGo(36)が15日にYouTubeで配信を行い、ジャニーズ事務所創設者のジャニー喜多川氏(享年87)がジャニーズJr.に対して行っていたとされる性加害問題について言及。ジャニーズタレントを起用する企業に対し苦言を呈した。

14日夜に事務所社長の藤島ジュリー景子氏(56)が謝罪動画を公開したことで大きく動きを見せたこの騒動。DaiGoは15日に「ジャニーズ性加害問題で【対応を考えている】臆病で卑怯な経営者共へ」という配信を行い、ジャニーズタレントを起用している企業の一部が「世間の反応をみながら対応を決める」と、共同通信に対してコメント発表したことに触れた。

DaiGoは「ほんと経営者ってクソ」と悪態をつき、「なにが『対応を考える』のって話。だって、そのタレントさんらは被害者ですよ」と指摘。「被害者の仕事をキャンセルするんですよ。何考えてんの?」と怒りをあらわにし、「こういう時に守るのが経営者なんじゃないの?」と苦言を呈していた。

この動画にDaiGoの元には「ここまで忖度なく語れるのほんとに尊敬」「ダメなことはダメなどとはっきり言ってくれるDaiGoさんのような方は貴重な存在」という声が集まっていたが、その一方でネット上からは「そのタレントを守ることは事務所を守る事に繋がる」「このまま『タレントを守る』を徹底したらその言葉だけが美談になって、結局何も変わらない」「タレント起用している会社はイメージが一番重要なんだからある程度世間の空気見るのは仕方ないでしょ」といった指摘が寄せられていた。

タレント自身に非はないのは当然のこと。しかし、広告業界に大きな影響力を及ぼすジャニーズ事務所を変えることも課題であると認識しているネットユーザーも多かったようだ。