5月24日放送の『水曜日のダウンタウン』(TBS系)で、VTRに登場した一般人をスタジオでイジり倒す場面があり、賛否両論を集めている。

問題となっているのは、「街中年齢逆クイズ第2弾」。芸人たちが街ゆく人に話しかけ、一般人から「いくつに見えます?」という質問を引き出した上で、年齢を当てるというレース形式の企画。今回は、お笑いコンビ「錦鯉」の長谷川雅紀(51)、「さらば青春の光」の東ブクロ(37)、「きしたかの」の高野正成(34)が挑戦した。

その中で波紋を広げたのは、東ブクロが声を掛けた一般人。この企画では「何歳ですか?」という質問をしてから「いくつに見えます?」という質問を引き出すのが一般的な手法。東ブクロが話しかけた、知人と思われる人物たちと立ってコーヒーを飲んでいた男性は見事にその作戦に引っかかり、「おいくつですか?」という質問に「これはベタに、いくつに見えますか?」と返してきた。

この逆質問に東ブクロは「よし来た、よしよし!」と喜んでいた一方、男性も「そういうことや!そういうことですよね!」とドヤ顔。一緒にいた知人が「さすが関西人!」と褒め称えると、男性は「当たり前」と得意げだった。

一方、東ブクロが「43歳」と回答すると、男性は顔をゆがめて手に持った✕ボタンを長押しし、「ブー!」という音を出し続けながら、「いや、ホンマこれずっと鳴らしときたいくらい!ホンマに」と苦言。実際の年齢は34歳だといい、東ブクロが「年下?ウソやん」と驚くと、男性は「いきなりタメ口!いきなりタメ口や!」とハイテンションで指摘していた。

この言動に、プレゼンターとして出演していたFUJIWARAの藤本敏史(52)は真顔で「スゴく面白ーい」とイジリ。さらにパネラーとしてスタジオ出演していたメイプル超合金のカズレーザー(38)も「関西の人、すごいですね。レベル高いですねー」と笑顔で皮肉を言い放っていた。

また、VTR終わりにも再びこの男性の話題になり、藤本は「大阪人はあれが基本」とイジリ。カズレーザーも「だから漫才強いんですね」などと話していたが、藤本は最後に、「まあ、全然オモんなかったけどね」と落としていた。

このイジリにネット上からは「関東でイキってる素人関西人はマジでつまらない」「カズレーザーの関西人いじりめっちゃ好き」といった共感が集まっていた一方、「関西人バカにしとるやん」「小馬鹿にしてる」「なんか、かわいそうだね、一般の関西人の方」という声が噴出していた。

相手はあくまで一般人。イジリの対象にすることに賛否の声が集まっていた。