6月21日放送の『めざまし8』(フジテレビ系)に、フジテレビ解説委員の風間晋氏(64)が出演。現在行方不明になっているタイタニック号ツアー潜水艇行方不明事故に対し、「スペクタクル」(壮大な見世物)と表現し視聴者から批判を集めている。

 1912年に氷山に衝突し、沈没した豪華客船タイタニック号。問題となっているツアー潜水艇は18日にタイタニック号の残骸に向けて潜水を開始してから行方不明に。ツアーには大富豪や探検家が参加していたという。

 現在、アメリカやカナダ当局が水中音波探知機(ソナー)を使って捜索を行っているものの、日本時間の21日現在、まだ発見されず。潜水艦の酸素は日本時間の21日午前7時点で残り約35時間だという。

 この出来事について話を振られた風間氏は、「あらゆるスペクタクルな要素ってのが揃ってると思うんですよね」と持論を展開。

「タイタニック号であり、3800メートルの深海、そしてこの潜水艇によるアドベンチャー。事故、救出劇。しかも登場人物は超お金持ちばかり、みたいな。で、残り時間も切迫しています」と今回の事故の要素を指摘していった。

 また、風間氏は「ある意味、これに類するものとして僕が思い出すのは、アポロ13号が月から地球に戻ってくるその途中にさまざまな事故トラブルに見舞われて、本当に帰って来られるのかと世界が固唾を飲んで見守ったという、ああいうものに類する感覚っていうのが世界のメディアの中にあるんじゃないかなと思います」と話していた。

 しかし、風間氏のこの発言にネット上からは、「非常に心配な状況に楽しんでいる様な発言、ショック受けた」「潜水艦の事故をエンタメだと思って見てるんだ?ヤバイ」「人の命がかかってる上にこれは現実ですよ」「5人死にそうなのにあらゆるスペクタクルがそろってるとか楽しげに言ってんじゃねーぞ」といった批判が殺到し、炎上している。

「風間氏の発言は、この事故をまるで映画のように捉えているとも受け取られかねないもの。現在もまだ助かる可能性があり、救出活動が続いている中、事故をエンタメ化しているような発言は不謹慎過ぎたようです」(芸能ライター)

「スペクタクル」という表現は明らかに失言だったようだ。

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