7月26日の『水曜日のダウンタウン』(TBS系)で、「相撲、負ける方の決まり手なら自在にコントロールできる説」を放送。取り組んだ相撲にわざと負けるという試合を繰り返す企画に、ネット上からは苦言が集まっている。

検証をおこなったのは、相撲芸人のあかつ(42)。82手ある相撲の決まり手をビンゴカードに落とし込み、さまざまなバリエーションの負けを誘ってビンゴを埋めていくという企画だった。

相手となったのは、あかつが「わざと負けようとしていること」はまったく知らない相撲部の学生ら。決まり手の判定は、相撲に詳しい、タレントの久志本眞子(19)が担当した。

当初、あかつはビンゴの真ん中にある決まり手、「勇み足」を狙っていた。これは、自分が相手を押して、勢いあまって土俵の外に足が出てしまうという決まり手だが、普通に相手を押しきれず、ビンゴにない「寄り倒し」で負けてしまうことに。

その後、体重半分の女性選手と対戦し、今度こそ「勇み足」で負けようと土俵際で片足を伸ばした瞬間に滑ってしまい、相手選手とともに身体全体が倒れ込んでしまった。

この様子にワイプのMCのダウンタウン・松本人志(59)らも「危ない、危ない」「危ないよ、これ」とヒヤヒヤしている様子だった。

また、その後は試合を重ねるも学生にパワー負けし、まったく「勇み足」で負けられないあかつ。「これ、身体のダメージと結果が伴ってないのよ」と自身の身体の負担も危惧。さらに同じ日に学校をハシゴし、2校目でようやく「勇み足」を決めると、滅多に出ない決まり手を狙い続け倒されまくっていた。

さらに、次の日もあかつは負け続け、勢いあまって壁にぶつかる場面も。最終的には4日間おこない、ビンゴを達成した。

この企画にネット上からは、「これ危ないぞ」「壁に当たるの危ない」「あかつ普通に危ないよ」「危険すぎる」といった困惑の声が集まっていた。

「試合を重ねるにつれ、あかつの疲労は蓄積し腕も半分以上上がらない状態に。傷だらけになって負け続けていました。また、ビンゴを達成するために相撲歴1週間の外国人力士にも負けているという不自然さもあり、あまりポジティブな声は聞かれませんでした」(週刊誌記者)

なお、スタジオでは出演者から「面白かった」の声が上がっていたが、プレゼンターでお笑いコンビ・鬼越トマホークの坂井良多(37)は「やってることはもう八百長ですから」と自虐していた。