ロックバンド・KEYTALKのボーカル・ベースを務める首藤義勝が、一発録りを売りにしている音楽系YouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」を批判したものの騒動となり謝罪した。
首藤は12日深夜にX(旧ツイッター)を更新し、インスタグラムのストーリーズのスクリーンショットを公開。そこには「某“一発どり系”YouTube」「初めて聴いたけどピッチ修正ゴリゴリやってるね」と、「一発録り」を否定。一方で、「個人的には大賛成です。補正はお化粧みたいなもんなので」とつづっていた。
その後、首藤はXで「THE FIRST TAKEはクソ」とハッキリと断言。ネット上から困惑の声を集めていたが、翌朝になり、「昨夜のツイートで嫌な思いをさせた方ごめんなさい。なんだか自分を偽って生きるのが面倒くさくなってしまいました」と謝罪。「こんな情けない自分でも受け入れてくれる人がいる限り音楽を作り続けていきたいと思っとります。頑張るぞー」と明かしていた。
この一連の投稿に首藤の元には、「どんな義勝さんも応援してます」「私は義勝さんの偽りのない音楽が好きです」という声が集まっていたが、ネット上からは、「これだけはっきり相手を特定して攻撃するなら、それ相応の覚悟を持って発言して欲しかった」「事実であっても言い方が悪いとネガティブな反応になることってあるよね」「まず最初にTFTは一発撮りとは言ってるけど無修正とは一言も言ってないしそもそも補正が悪みたいな風潮どうなんだろ?」といった疑問の声も多く寄せられていた。
突然人気チャンネルに噛みついたロックミュージシャンに、多くの人が戸惑っていたようだ。