前菜盛り合わせはプリフィックスプレートで提供されます。手前の黒い皿の左から、王朝特製北京ダックロール、クラゲの酢橘和え、鰯の木姜油(ムージャンユ)、豆腐のムース サテソースです。
北京ダックロールは、シナモン、胡椒、山椒などの中華スパイスを効かせた鴨肉をトマト風味のクレープで包んだもの。噛むと口いっぱいに旨味が広がります。クラゲの酢橘和えは、クラゲの頭の部分のみを使っており、コリコリとした食感です。鰯の木姜油は柑橘系のすっきりとした味わい。
人気の温製料理は約14種類あり、定番料理は通年いただけますが、季節に応じて少し変わるものもあるとのこと。この日ビュッフェテーブルに並んでいた14種類の温製料理を紹介します。
「エビのチリソース」は、開業以来変わらない王朝の代表料理です。ほどよい辛さのチリソースに絡んだプリプリとしたエビの食感を堪能できます。
「エビのホットマヨネーズ」は、クリーミーでやさしい味わいです。
地元の調味料を使った「内堀醸造 臨醐山黒酢の酢豚」は、お肉がしっとりやわらかく、甘さと酸っぱさのバランスが絶妙なあんがたっぷり絡んで、お箸が止まらなくなります。
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