8月25日（金）、東京都内にて「ラグビーから学ぶサステナブル 一緒にラグビー日本代表を応援しよう」が開催された。
このイベントは夏休みの小学生親子を対象にしたもので、スポーツウェアの製造販売を行ない、ザ・ノースフェイス、ヘリーハンセン、カンタベリーなどの有名ブランドを取り扱っていることでも知られる株式会社ゴールドウインが開催した。
小学生たちは、ゴールドウインのカンタベリーブランドが製造するラグビー日本代表のジャージーのレプリカを着てイベントに参加。
イベント内では、ラグビー日本代表チーム2023新ジャージーについての解説も行なわれて、小学生たちはジャージーができあがるまでの道のりを学んだ。
2023新ジャージーは、原料を化学処理して再加工するケミカルリサイクルで製造された。「選手とファンがまた一つになって戦ってもらいたい」という願いから、全国のファンが所有するポリステル製ウェアをリサイクルして、新たにジャージーを作り出したとのことだった。
回収キャンペーンによって計1266枚のウェアが全国のファンから集まり、それらのウェアが2023新ジャージーに生まれ変わるというサステナブルな取り組みが実施されたのだ。
イベントの後半では、元ラグビー日本代表選手の木津武士さんも登壇。ラグビー日本代表応援サポーターを務める浅野杏奈さんを聞き手に、木津さんは小学生たちにラグビーの楽しさなどを語った。
木津さんはユーモアを交えながら「試合中はバチバチに戦っても、本気のぶつかり合いだからこそ、試合が終わったらノーサイド精神で相手チームと友達になれるのがラグビーのよいところ」と小学生たちに語りかけた。
質問コーナーでは、小学生たちからジャージー開発責任者や木津さんへジャージーやラグビーに関する様々な疑問が投げかけられた。小学生たちは「ジャージーはどのぐらい引っ張ったら破れますか？」「どうしたら、いい身体になれますか？」などと活発に質問した。
今回のイベントに参加した小学生たちには、イベント内で学んだことを書き込めるプリントが配布された。小学生たちは着用したジャージーだけでなく、書き込んだプリントも持ち帰ることができた。プリントは夏休みの自由研究にも活用することができるので、夏休みの宿題に悩む親子には嬉しいプレゼントになったようだ。
