9月12日放送の『DayDay.』(日本テレビ系)では、ルール緩和により危険運転が横行している電動キックスケーターについて特集。コメンテーターとして出演したタレントのヒロミ(58)とモデルでタレントのアンミカ(51)が「運転免許不要」のルールに疑問を呈した。
今年7月に、“最高時速20キロ以下”など基準を満たしていればヘルメットの着用は「努力義務」となり、「16歳以上であれば運転免許不要」と規制緩和された電動キックスケーター。しかし、扱いとしては一般の原付と同じ扱いであり、公道で走行するには「ナンバープレート」や「バックミラー」などの取り付けが必要だ。
警察庁によれば、規制緩和された7月の検挙数は406件、そのうちの187件が信号無視だったという。けが人も去年よりも多くなる見込みだという。
MCの山里亮太(46)が「ほとんどルールを知らずに乗ってる方が多いと思うんですけど」と指摘すると、ヒロミも街中で見る機会が「増えた」と言い、「車を運転したりしていると危険だな(と思う)」とコメント。
続けて「免許持ってないからね。(乗ってる人が)ルールを分かんないから……。自転車も一時停止するかっていったらしないでビョーンって出てくるじゃない。だから(危険運転が横行しているのは)なるべくしてなってる」と懸念点を語り、ルールを緩和すると「こうなるってわかってそうなのにね」「ルールもわかんなのに与えたら、こうなるでしょ!」と、首をかしげた。
また、アンミカも「緩和するなら、運転手さんとか普通に過ごす方が事故にならないような大々的な啓蒙があるべき」とし、「やっぱり免許は絶対じゃないかと思うんですよね」と主張。ヒロミ同様に、「なんで緩和をしたのかちょっと……」と首をかしげていた。
この放送にネット上からも「自転車で原動機が付いたら免許が必要なのに、キックスケーターで電動の原動機付いても免許は不要というのもなんか変な気がする」「電動キックスケーターは原チャリと同じ扱いで良いと思う」「規制緩和前から想定されていた通りの無法状態。電動キックスケーターも伴って緩和された電動自転車もホント危ないのよ」と賛同の声が続出。
韓国では、一度は規制緩和されたが事故が相次いだことにより規制を強化する方針に転換されたが、日本でも同じような経過をたどることになりそうだ。
https://twitter.com/fujitamatoro/status/1701389966457397437
https://twitter.com/ph_subu/status/1701389962485399732