9月14日放送の『情報ライブ ミヤネ屋』(読売テレビ・日本テレビ系)に、タレントのみちょぱ(24)が出演。ジャニーズ事務所創設者のジャニー喜多川氏(享年87)から性的虐待を受けていた被害者に対する賠償問題に対しコメントし、ネット上から賛否両論の声が集まっている。

7日にジャニー氏のタレントへの性加害を認めて謝罪したジャニーズ事務所。一方、企業がジャニーズ事務所所属タレントの広告起用の取りやめや、契約更新を行わない「ジャニーズ離れ」がドミノ倒し状態で進んでいる。

そんな中、ジャニーズ事務所は13日に被害者への補償を発表。弁護士3人による被害者救済委員会を設置し、申告内容を検討して補償額の判断を一任するとのことだった。

この問題についてみちょぱは「私が今回これで思ったのは、被害者の方に向き合うのはもちろん大事なんですけど」と前置きしつつ、補償金については「今までファンの方が、アイドル、推しの人にライブ行ったりグッズ買ったり、みんなお金をあげてた、注いでたっていうか。(ファンが)出してたお金で払われるのかなと思うと、ファンの方もちょっと複雑な気持ちというか」と、補償金の原資がファンのお金になってしまう可能性に言及。

さらに「タレントさんが悪いわけではないから。好きなタレントにお金を遣ってたのに、そのお金で被害者の方に……ってなると、悪かったのはジャニー(前)社長で。それもなんかどうなんだろうっていう」と疑問視していた。

この発言に視聴者からは、「みちょぱが正論を言ってる」「そうよ!ファンは賠償金に遣われるためじゃなくて推しが健康に生活できるように貢いでただけなんよ」「みちょぱがヲタクの気持ち代弁して泣きそうになった」という称賛の声が集まることに。

その一方で「それを言い出すと、ジャニー喜多川がレイプと引き換えに子どもに渡していた1万円もファンがタレントの為に使ったお金」「え?じゃあ、今後ジャニーズはタレント業務とは全く関係ない新規事業を立ち上げて、その利益で賠償しろって言ってんの?」「ファンは既にサービスを受けてるでしょ」という批判的な意見も多く寄せられていた。

「『ファンのお金』といっても、ファンもただやみくもにお金を貢いでいるわけではなく、コンサートの観覧やグッズを購入する際の対価としてそのお金を払っているだけ。ジャニーズ事務所はそこから経費を払い、利益を得ているため、そもそも純粋に100%タレント本人にお金が遣われることは元々あり得ない話。みちょぱの短絡過ぎる意見に疑問の声も多く上がっていました」(芸能記者)

ジャニーズファンからは賛同を得られたかもしれないが、あまりにもツッコミどころが多い意見となってしまったようだ。