江崎グリコ株式会社は、12月5日(火)~18日(月)の期間で、“名古屋モーニング meets アーモンドミルク”を開催する。モーニング文化が盛んな愛知県名古屋市の人気カフェ・喫茶店8店舗で、期間限定でアーモンドミルクを使ったオリジナルメニューを展開するという試みだ。

実施店舗は「BUCYO COFFEE」「喫茶ゾウメシ」「喫茶モーニング」「白壁カフェ 花ごよみ」「池下カフェ 花ごよみ」「珈琲屋らんぷ(北名古屋・東海・守山の3店)」(喫茶モーニングのみ、12月6日(水)より開始)。

各店はそれぞれ独自で、オリジナルメニューを開発。オリジナルメニューは、喫茶ゾウメシの「アーモンドミルクラテ」や珈琲屋らんぷの「ほっとあったかアーモンドミルク」などのドリンクだけでなく、BUCYO COFFEEの「海老と枝豆のカレーアーモンドミルクスパ」や池下カフェ 花ごよみの「紅ズワイガニとアーモンドミルクの雑炊」などのフード、喫茶モーニングの「アーモンドミルクベイクドチーズケーキ」などのスイーツも提供される。

12月4日(月)には、名古屋市において“名古屋モーニング meets アーモンドミルク”に関する記者説明会も開かれた。

説明会には、バリスタの世界大会World Brewers Cupで日本人として初めて優勝した経験を持つ、粕谷哲氏も登壇。粕谷氏は、バリスタの世界でもアーモンドミルクなどの植物性ミルクの注目度が高まっていると語った。

今回のコラボが行なわれる名古屋の喫茶店文化について聞かれると、もともと名古屋発祥の松屋式ドリップを参考にしていた粕谷氏は、名古屋はコーヒーの味に対する追求が進んでいるというイメージを持っているとも語った。

粕谷氏はオリジナルメニューの内、喫茶モーニングの「アーモンドミルクマサラチャイ」、花ごよみの「アーモンドミルクカフェオレ」、珈琲屋らんぷの「ほっとあったかアーモンドミルク」を試飲。自分の店でもアーモンドミルクを取り入れる予定なので、非常に参考になると賞賛した。

この日は、慶應義塾大学医学部教授の井上浩義氏も登壇。アーモンドの効果効能について解説した。

井上氏によると、もともと砂漠の食物であったアーモンドは、その環境で生き抜くため、たくさんの栄養をその実に蓄えているという。アーモンドには食物繊維、オレイン酸、ビタミンEなどが豊富に含まれていて、大腸ガンや動脈硬化の予防に対して有効なだけでなく、アンチエイジングの効果まであるとのことだった。

アーモンドが血行促進効果を持つため、“名古屋モーニング meets アーモンドミルク”では、血行状態を確認できる試みも行なわれる。池下カフェ 花ごよみと珈琲屋らんぷに血行をチェックできる機器が設置されるので、自分の健康状態を把握しながらアーモンドミルクを使ったオリジナルメニューを楽しむこともできるのだ。