かつて明治時代の日本において、多くの知識人や文化人が集まっていた場所、それが「喫茶店」。
そんな時代の流れを脈々と受け継いで今にその香りを届けてくれているのが「純喫茶」というジャンルのカフェ。
実は「喫茶店」にはかつて「特殊喫茶店」と呼ばれる、現在のクラブやキャバレーのようなものがあり、それと区別するために「純喫茶」と呼ばれるようになったという歴史があり、昭和の時代には非常に多く存在した純喫茶は残念ながら現在は少なくなってきている。
しかしながら味わい深い純喫茶で過ごす時間は懐かしさや愛しさに溢れており、時間を味わうためには最適な場所。
今回はそんな時の移ろいを、素晴らしいサンドイッチと共に味わうことができるお店をご紹介したい。
お店の名前は「喫茶 いち」。
・千里ニュータウンの中心駅、千里中央にあるお店、それが「喫茶 いち」
こちらのお店、1984年(昭和59年)創業のいまだに昭和の雰囲気を味わえる喫茶店。
1984年(昭和59年)といえば、日本が世界ナンバーワンの長寿国になった年。また日本の平均株価が1万円代の大台を突破し、まさに日本全体が上昇機運に包まれていた年。そんな年に生まれた喫茶店は、今なお多くの地元の人々にゆったりとした喫茶時間を提供し続けているのだ。
・美しい断面の激ウマサンドイッチ
こちらのお店では様々な美味しいサンドイッチを味わうことができる。
メニューには写真も掲載されているため、自分好みの美味しいサンドイッチを味わってみてもらいたい。