カンロ株式会社は11月2日(土)に東京都内で「カンロ飴食堂×賛否両論 親子料理教室」を開催した。
カンロ飴は砂糖、水飴、しょうゆ、食塩というシンプルな素材から作られているため、砂糖やみりんの代わりに料理に使用することができる。これまでもカンロはカンロ飴を使った様々な料理レシピを公式サイト「カンロ飴食堂」(https://sweeten.kanro.jp/kanroameshokudo/)で公開し話題を呼んできたが、今回は予約の取れない人気の日本料理店として知られる「賛否両論」とのコラボで親子料理教室を開催した。
料理の指導は、賛否両論の店主・笠原将弘氏が担当。笠原氏は当初「飴で本当に料理ができるのか?」と思ったそうだが、カンロ飴の材料はすべて日本料理で使うものばかりだと思い直して実際に使ってみたところそのおいしさに感動。カンロ飴を使うことで「料理にコクが生まれる」、「飴なので保管が簡単」といったメリットを実感したという。
今回の料理教室が開催された背景には、昨今の子どもの和食離れがある。カンロが行なったアンケート調査によると、子どもが和食を避けがちな傾向がある一方で「子どもに和食を積極的に食べてほしい」と考えている人は8割以上もいることがわかった。
こうしたアンケート結果を受けて、まずは子どもが楽しみながら和食に触れ合う機会を作るため、親子で和食に親しめる親子料理教室が開かれたのだ。
親子料理教室には、1000件を超える応募の中から抽選で選ばれた8組16人の親子が参加。笠原氏がレシピを考案した「鶏そぼろ三食丼」の調理にチャレンジした。
まずは、笠原氏が親子の前で実際に作って見せながら、料理のポイントを解説。今回の鶏そぼろ三食丼は鶏肉がパサつかない、しっとりジューシータイプで、そぼろは一度冷ますことでより味が染みるという。
笠原氏の解説の後は、子どもたちが実際に菜箸や包丁を握って調理を開始。子どもたちは卵を器用に割り、包丁を使っていんげんを見事に切るなど、普段からしっかりと家事の手伝いをしていることがうかがえた。
料理が出来上がると、試食タイム。鶏そぼろ三食丼を頬張った親子からは「めちゃくちゃ美味しい!」という声が漏れた。親子からの「なんでこんなに美味しいんだろう?」という疑問に対して笠原氏は「カンロ飴を入れたからです」と答え、カンロ飴の調味料としての力を改めて強調。料理教室は盛況の中、幕を閉じた。
今回の鶏そぼろ三食丼に加えて、笠原氏考案の「鶏とレンコンとしめじの甘ダレがらめ」「たたきごぼうとえのきの甘酢漬け」のレシピが「カンロ飴食堂」サイト(https://sweeten.kanro.jp/kanroameshokudo/)で公開されている。