世界中の航空会社・旅行会社・ホテルなど約1,200のウェブサイトから最適な旅行プランを提供するグローバル旅行アプリ、スカイスキャナー。毎日1,000億件以上の検索が行われるスカイスキャナーでは、検索結果や市場の動向を通じて、毎年10月に、次の年に盛り上がりが予想される7つのトレンドを「トラベルトレンド」として発表しています。
2025年10月9日に公開された「スカイスキャナー トラベルトレンドレポート2026」によると、2026年はこれまで以上に“自分らしい旅”や“パーソナルな体験”を求める傾向が浮き彫りになりました。新たな旅行スタイルとして、自然の中で心身をリフレッシュさせる「山間リトリート」、読書を旅の目的にする「読書リトリート」、日常に根差した「ローカルツアー」などが注目されています。
リトリートとは、忙しい日常生活から離れて、心身をリフレッシュし、自分自身と向き合うための旅や活動全般のことで、代表的なものとして森林浴やヨガ、瞑想などが挙げられます。
2026年のトラベルトレンドの1つになっている「読書リトリート」とは、本の聖地巡りや読書体験を目的とした旅行のこと。文学的コンテンツに触発されて旅行するだけでなく、本を読むこと自体も旅行の目的として重視されます。このトレンドの背景には、世界的に文学への注目が高まりつつあることも挙げられるでしょう。
読書リトリートに適した旅行先は国内外に数多くありますが、温泉地として知られる大分・湯布院
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