太宰治が暮らした場所は、青森県の「旧藤田家住宅」、生家「斜陽館」、山梨県の「天下茶屋」など数か所しか残っていません。碧雲荘は、太宰が下宿していた当時の面影を偲ぶことができる文化的価値が高い建物です。

現在は、1階が本の読める喫茶室、2階が読書スペースとなっています。昭和初期へタイムスリップした気分が味わえる和洋折衷様式の空間は、落ち着いて本を読むのにぴったりです。

和室、応接室など、部屋数が多く、空いていればどの席に座っても構いません。

飲食しながら本を読めるのは1階だけですが、食後に2階へ移動して本を読むのは自由です。

食事メニューは、大分キノコとチーズピザ、季節野菜の旬菜ピザ、牛肉々うどん。おすすめの旬菜ピザは、サラダと見まごうほどフレッシュな野菜がたっぷりのった薄焼き10インチサイズです。

ドリンクメニューは、コーヒー、紅茶、黒糖きなこミルク、冷やし甘酒、大分県産ゆず蜜ソーダ、かぼすはちみつなど。

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