財務省が激しく揺れている。森友学園をめぐる文書改ざん問題、そして財務省の事務方のトップである福田淳一事務次官のセクハラ疑惑の連発である。前者は公文書管理、情報公開など日本の行政の信頼性を直撃した。後者はまだ事実関係が明白ではないが、福田事務次官の辞任に至った。
財務省がこれだけのスキャンダルに見舞われたのは、風俗店などを利用した大蔵省官僚や日銀職員に対する金融機関の過剰接待をめぐる1990年代終わり…
-
福田淳一事務次官が辞任、財務省スキャンダルは「消費増税廃止」の世論を生むか