・カボチャの種と緑のトマトのソース
チキンにたっぷりとかけられたドロリとしているソースは、カボチャの種をベースに緑のトマトと唐辛子を加えて作られたもの。
メキシコ料理の中でも歴史の深い料理であり、ヨーロッパ人が到来する前から食べられていたそうだ。
・じっくりと煮込んだチキンが激ウマ
肉厚な骨付きチキンにナイフを入れると、その瞬間に肉汁がドバドバと溢れ出してくる。カボチャの種ベースのまろやかなソースと、チキンのジューシーな肉汁が混ざり合って味はさらにマイルドに。
日本人が抱くメキシコ料理のイメージからはどんどん離れていくが、日本人が甘い和菓子も辛いわさびも好きなように、メキシコ人だってピリ辛な料理ばかりを食べるわけではないのだ。
・バターライスとの相性が抜群
プレートに添えられているライスもバター等のオイルを使用してマイルドな味わいに仕立てられていて、どこを切り取っても口当たりが優しい。食べ進めていくうちにメキシコ料理のイメージがどんどん拡張させていくような感覚に陥った。予想外の美味しさを知れることほど幸せなことはない。実に幸福なひとときであった。
・メキシコの魅力を深く堪能できるレストラン