2018年1月現在、日本とエストニアを結ぶ直行便はないため、フィンランドのヘルシンキやロシアのモスクワなどを経由してエストニア入りするのが一般的です。

日本パスポート所持者は、観光目的の場合90日以内の滞在ならビザは不要。ただしシェンゲン協定のルールに基づき、ほかのシェンゲン協定加盟国での滞在と合わせて6か月間で90日以内の滞在でなければなりません。

・気になる治安は?

日本ではあまり馴染みのない国を旅するうえで、気になるのが治安。エストニアの治安はヨーロッパのなかでも良好で、貴重品の管理に気を付ける、夜遅くにむやみに外出しないといった当たり前のことに注意していれば、犯罪やトラブルに巻き込まれる可能性は低く、女性の一人旅にもおすすめできる国です。

2018年1月現在、イスラム過激派等によるテロのリスクも高くないので、テロの危険性が高い国を避けて旅行したいという人にとっても穴場といえるでしょう。

・世界遺産の首都タリン

フィンランドのヘルシンキから高速船でわずか1時間半、バルト海に面したエストニアの首都タリン。城壁に囲まれたタリンの旧市街は、北ヨーロッパで最もよく保存された旧市街のひとつとして名高く、「タリン歴史地区」としてまるごと世界遺産に登録されています。

旧市街は、古くからの権力の象徴で、現在もエストニアの議会が置かれている山の手のトームペアと、市民が治めてきた下町に分かれています。

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