日本共産党の小池晃書記局長(58)が2日にツイッターを更新し、同日に逝去した落語家の桂歌丸氏(享年81)を偲んだ。
2日に記者会見を開き、与党などが成立を目指している国民投票法改定案について、「9条改憲につながる誘い水となるものであり、認められない」と発言していた小池氏。
会見後にツイッターを更新し、歌丸さん逝去のニュースを引用しつつ、「今日の記者会見で問われました。私は「昨年8月に『戦争を知らない政治家が戦争に触れるな』と怒りを込めて語っておられた姿が忘れられません。歌丸師匠の反戦の思いを受け止め、師匠の怒りを代弁して頑張ることで、遺志におこたえする決意です」と」と投稿。最後には「合掌」と歌丸さんを偲んでいた。
今日の記者会見で問われました。私は「昨年8月に『戦争を知らない政治家が戦争に触れるな』と怒りを込めて語っておられた姿が忘れられません。歌丸師匠の反戦の思いを受け止め、師匠の怒りを代弁して頑張ることで、遺志におこたえする決意です」と。合掌。 https://t.co/vX9THJDk7O
— 小池晃 (@koike_akira) 2018年7月2日
しかし、このツイートに対し、「生前の怒りを死後に他人が代弁するというのは、『死人に口なし』と同義語なので、誇らしく掲げて言うべきではないと思う」「人様の死を政治利用するのはやめてください」「故人の想いは故人にしかわかりません。よって、自分の主義主張に利用しないでください」という批判が殺到する事態となっている。
歌丸さんの発言は昨年8月に放送された『報道特集』(TBS系)の中で発せられたもの。ネット上からも反響が集まった発言だったが、ツイッターには「小池氏自身も戦争を知らないのでは?」といったツッコミの声も寄せられていた。