小西ひろゆき参議院議員(46)がツイッターで与党批判を繰り広げた。
小西議員は16日にツイッターを更新。現在国会で与党が成立を目指しているカジノを含む統合型リゾート施設(IR)実施法案について、17日の参院内閣委員会で安倍総理が出席して質疑が行われるという報道に触れ、「明日のカジノ法案審議に安倍総理が出席するそうだ」とコメントした。
西日本豪雨に対応する石井啓一国土交通相(60)がIR実施法案を担当しているため、野党からは「西日本豪雨の対応に専念すべき」との批判も噴出。内閣不信任決議案提出などの動きもあると見られているが、小西議員は「赤坂自民亭に加え、カジノ解禁まで」と今月5日の自民党議員の懇親会を持ち出し、「余りにもひどい被災者への裏切りだ」と与党批判を展開していた。
明日のカジノ法案審議に安倍総理が出席するそうだ。赤坂自民亭に加え、カジノ解禁まで。余りにもひどい被災者への裏切りだ。
— 小西ひろゆき (@konishihiroyuki) 2018年7月16日
しかし、このツイートに有権者からは、「豪雨災害があったから国会を停めろと?国会を停滞させることこそが、国民への裏切りではないのでしょうか?」「被災者への裏切り?被災と法案は分けて考えるのが普通なのでは?」「被災者のことを考えた場合、逆に言えばこのタイミングで審議の邪魔をしかねない不信任決議案の提出はいかがなものかと」「いい加減被災者を盾にして与党批判をするのはやめてください」などと厳しい反論が寄せられていた。
西日本豪雨以降、被災者について言及しつつ与党批判を繰り広げている小西議員。しかし、呆れ声ばかりが多く見受けられた。