■愛する者を身を挺しても守る、自衛官の強さを作る「教育」
梅崎一等海佐は現在佐世保教育隊司令として、明日の海上自衛隊を担う若者の教育に当たられています。
そこでの教育にも感銘を受けました。
【自衛隊の任務について】
「志を持つ。志とは人のために目指す目標である」
「使命とは命の使い方。何のため誰のための使命か自覚せよ」
「愛する国(人)をまもるために身を以て職務の完逐に務め、国民の付託に答える覚悟をもて」
【自衛官たる者の愛国心】
「愛する者を守る気持ち、愛する者の幸せを願う気持ち」
「愛する者のためなら一身をなげうって己を犠牲にしようとする心の働き」
「その心の働きを共有し、平和を願うことこそ、自衛官の愛国心である」
「この心の働きはいつの時代も普遍である」と締め括っています。
なんと崇高にして烈々とした気概!
我が身を挺してでも愛する国と人を守る覚悟! この徹底した教育と訓練を受けた若人が自衛官として任務につけるのです。
私たちが考える以上に自衛官は高い愛国心と職務意識を有しており、それは「軍人」といってもなんら遜色ありません。
前回のコラムで自衛隊の優しさ頼もしさの根底に「強さ」があるからと書きました。今回それを上回る烈々たる愛国心と、自己犠牲の精神を宿すからこその自衛隊なのだと再認識しました。
改めて自衛隊の活動に感謝と敬意を払います。同時にその存在を心から誇りに思います!
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