■「日本人に手を出したら征伐する」自衛隊が尊敬と信頼を集める理由

確かに海外に派遣された自衛隊は、どの地域でも歓迎され、尊敬を集め感謝されていると聞きます。

30年近く経つカンボジアでは、自衛隊の活動がいまだに感謝され、紙幣に日の丸が使われています。

サマワでは、かの「ヒゲの隊長」(佐藤正久・現 自民党議員)率いる部隊にも感謝と尊敬が集まります。そしてある部族長は「日本軍(人)に手を出したら一族郎党征伐する」と告示、更には自衛隊の駐留継続を願うデモまで起こったのです。

新しいところでは南スーダンで大統領が自衛隊の活動を称賛し、自ら謝辞を述べています。

自衛隊のソフトパワーは、地域住民の信頼と尊敬を受けることでテロを防ぎ、結果自身の安全確保に大きく貢献したのです。

同時にそれらの積み重ねが、日本国を信頼できる「友人」とする国際的な評価に繋げてくれています。

更にはこのソフトパワー、国内の災害時にも遺憾なく発揮され、かつての自衛隊アレルギーを無くしたどころか、今や自衛隊は無くてはならない「最後の砦」との信頼を集めるまでになったのです。

このように世界中から信頼され、尊敬される自衛隊です。悪く言うのはせいぜい中国、朝鮮半島と日本の左翼(パヨクも含む)くらいなものです。

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