グダンスクの新たな名物となりつつあるのが、ユーモラスな姿をしたライオン像の数々です。
ポーランド東部の町ヴロツワフは、さまざまな姿をした160体以上の小人像が点在する「小人の町」として有名。グダンスクも負けじとさまざまなテーマに沿ったライオン像を設置し、旅行者のあいだで人気を集めています。
グダンスクの紋章には2頭のライオンが描かれており、ライオンはグダンスクのシンボル。
グダンスクの町角では、シェイクスピアに扮したライオン、スカイダイビングをしているライオンなど、さまざまな衣装を身にまとい、異なるポーズや表情をしたユニークなライオン像に出会えます。
まだ10体あまりと数は多くありませんが、これからどんどん増やしていく予定だとか。ライオン像めぐりがグダンスクの主要なアトラクションになる日もそう遠くはないかもしれません。
・旧港の景色を堪能
港町グダンスクのアイコニックな風景が見られる場所が、旧市街の奥に広がる旧港。
ここに流れるモトワヴァ運河はバルト海へとつながっており、ハンザ都市時代から19世紀ごろまでは、交易の拠点として多くの船が出入りし、活況を呈していました。
船の大型化に伴って、港としての本来の役割は近郊のグディニアなどへと移ってしまいましたが、現在はレストランや土産物屋などが並び、遊覧船が行き交う観光の拠点となっています。
緑の門をくぐって旧港へと出て、運河に架かっている橋を渡った対岸からは、港町らしい「ザ・グダンスク」な風景が。優雅なパステルカラーの建物と、どっしりとしたレンガ造りの建物が一体となったグダンスクの旧市街は、いつまでも眺めていたくなる美しさです。
・遊覧船で運河をクルーズ
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