グダンスク旧市街のシンボル的存在が、ドゥーギ広場にある「ネプチューンの噴水」。市庁舎の斜め向かいにある立つこの噴水は、1633年に完成したもので、海の神であるネプチューンを表した凛々しいブロンズ像が印象的です。

この噴水にはとある言い伝えがあります。

人々が噴水に硬貨を投げ入れるのを嫌がったネプチューンが、硬貨を金箔に変えてしまい、その金箔の輝きがグダンスク名産のリキュール「黄金の水」をさらにおいしくさせたとか。

繊細かつ力強いネプチューン像と、背後にあるパステルカラーの優雅な建造物とのコントラストをじっくりと楽しんでください。

・聖母マリア教会の塔にのぼる

グダンスクにいくつかある教会のなかでも、その巨大さが目を引くのが、聖母マリア教会。1343年から1502年にかけて建設された世界最大級のレンガ造りの教会で、その重厚なるたたずまいは格別です。

教会内部は素朴ながら、15世紀の天文時計や聖母像など、見どころは多数。

高さ78メートルの塔はグダンスク市街を一望できる絶好のビュースポットで、400段の階段をのぼるとたどり着く展望台からは、見事なパノラマが楽しめます。

・ライオン像を探す

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