日本各地にはそれぞれの街や地域の方々がこよなく愛し、磨き上げられてきた絶品グルメが必ず1つや2つ存在する。

しかしその絶品グルメは、ほとんどの場合地元の人にとっては「常識」や「当たり前」のため、その街や地域以外の人にはなかなか知られることがないのが、現状である。

例えば、愛知県・安城市にある「北京本店の北京飯」広島県・広島市にある「陽気のラーメン」石川県・金沢市にある「グリルオーツカのハントンライス」新潟県・新潟市にある「みかづきのイタリアン」大阪府・大阪市にある「かどやの豚足」長野県・上田市にある「日昌亭の焼きそば」北海道・札幌市にある「だるまのジンギスカン」などなど、さまざまな美味しいグルメがキラボシのごとく日本各地に輝きを放って存在している。

今回は、美味しい地方グルメの中から、中津川市民なら誰もが知っている老舗ファミレス「プリンス松葉」をご紹介したい。

・創業1983年(昭和58年)の老舗ファミレス店、それが「プリンス松葉」
「プリンス松葉」とは、愛知県名古屋市から長野県長野市へ至る国道19号線沿いに存在する老舗ファミレス店。

特にこの国道19号線は、岐阜県恵那市から長野県塩尻市にかけては、旧中山道に相当する路線であり、多くのトラックドライバーや木曽エリアを旅する人々に使われており、非常に交通量のある幹線道路である。

そんな生活にも旅行にも欠かせない道路に、1983年(昭和58年)に創業されたのが「プリンス松葉」だ。

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