続いては、ベジタリアンのフォアグラ。肉を使わず、カカオバターをフォアグラに見立てた一品で、甘さとしょっぱさが一皿に同居する遊び心のある料理です。

ハトのエキスを使ったスープを経て、メインディッシュは、キノコソースとチェリーソースを組み合わせた牛ステーキ。

弾力のある牛肉に、濃厚なキノコソースとさわやかなチェリーソースが絡み、意外性のあるおいしさです。料理に添えられたお花の色彩も美しいですね。

最後はコーヒーとアプリコットを組み合わせた、チョコレートデザートでシメ。見て楽しい、食べておいしい料理とデザートに、心も体も大満足です。

ミシュランで星を獲得するグルメレストランともなれば、味が良いのはは当たり前。それに加え、食べる人に驚きや発見を与える創造性があり、ここで食事をすること自体が「経験」になるのです。

美しい料理の数々をさらに引き立てる、器にも注目。カルーセルではすべての料理やデザートが、マイセン磁器で提供されます。

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