カズベキの村からツミンダ・サメバ教会へは、徒歩または車で行くことになります。時間があれば、往復約4時間のショートハイキングコースを歩いて、のんびりと自然に身を置いてみるのもいいでしょう。
車で行くなら、もれなく三菱の四輪駆動車に乗ることになるはずです。
ツミンダ・サメバ教会は2170メートルの高所に位置しているうえ、村から教会までの道路は一切舗装がされていないため、教会までの道のりは、上下に左右にと大揺れ。とてもではありませんが、大型バスなどが通れる道ではないのです。
ぬかるんだ穴ぼこだらけの道に揺られながら教会を目指す。それだけでも日本ではできない非日常の体験です。
四駆に揺られて教会が建つ山の上に到着すると、景色が一変。
あたり一面に、万年雪化粧を施した標高5000メートルを超えるカズベキ山のダイナミックな風景が広がっています。荒々しい山肌に、光と影が模様を描く様子はえもいわれぬ美しさ。
そしてその手前には、「孤高」という言葉がぴったりのツミンダ・サメバ教会の姿・・・
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