地中海に浮かぶ美しい島国、マルタ共和国。
近年では、歴史の宝庫で風光明媚、治安も良いこの国の魅力が日本でも知られるようになり、日本人の観光客も増えつつあります。
マルタ共和国は、おもにマルタ島とゴゾ島、コミノ島の3つの島からなる島国で、国土面積は東京23区の約半分にあたる面積は316平方キロメートル。最大面積を占める首都ヴァレッタを擁するマルタ島でも、246平方キロメートルという小さな島です。
そんなマルタ島のおもな交通手段はバス。小さな島と聞くと、どこへでもすぐに移動できると思いがちですが、そうは問屋が卸しません。
公共のバスはしばしば遅れるうえ、ローカルエリアを経由するため、距離は近くても予想以上に時間がかかり、移動するだけで疲れてしまうこともあります。
回り道をせずに観光名所だけをピンポイントで周りたい旅行者の救世主が、ホップオン・ホップオフバス。観光地によくあるオープンルーフの2階建てバスです。
普段「いかにも観光客向け」なこの手のバスを敬遠しがちな人でも、マルタに限っては利用価値大。
マルタ島内の見どころを広く周る場合、公共交通機関では効率が悪いので、レンタカーを借りるか、ホップオン・ホップオフバスを利用するのが一番なのです。
観光スポットだけをダイレクトに結んでいることに加え、オープンエアの2階からマルタの美しい風景を眺められるというおまけも。
公共のバスは景色がよく見えないばかりか、混雑していると座れないこともあるので、ゆったりとバスの2階に座って、景色を楽しんだり、写真を撮ったりできるのは大きなメリットです。
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