天守閣内は、徳川家ゆかりの品など、和歌山の歴史を物語る貴重な品々が詰まった資料館となっています。
大河ドラマ好きなら1995年にNHKで放映された「8代将軍・吉宗」のセットとして使われた虎の襖絵も必見。
天守閣の上からは、紀ノ川を抱き、山に囲まれた和歌山市街が一望できます。かつての城主が眺めていた風景とはずいぶん違っているでしょうが、紀ノ川のゆったりとした流れと、穏やかな雰囲気は、今も昔も変わらないのかもしれません。
2017年には、本丸御殿後にビュースポットが整備され、敷地内から緑の丘にそびえる天守閣の全景が楽しめるようになりました。
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