10日のビットコイン(BTC)は、40.6~43.5万円で推移している。午前中は43万円台前半で推移していたが、午後3時過ぎに大きく値を崩すと40万円に迫った。午前中は43.2万円(ドル建て価格で節目の4000ドル)を安値に踏みとどまっていたものの、この水準を明確に割り込んだことで、5日以降積みあがっていたロングポジションのロスカットを巻き込んで下落した。

6日からの上昇分を消す格好で、年初の水準まで戻したことになる。下落後は41万円を挟んでもみ合う展開が続いている。一旦は落ち着きをみせているものの、再度下落し40万円を明確に割り込むようであれば、昨年来安値35万円あたりを見に行く展開も視野に入る。