2019年に入り年初から順調に上昇してきた仮想通貨ビットコインは買いが続かず10日、4000ドル(43.2万円相当)を再び割り込んだ。

一方、ビットコインには否定的な債券の著名投資家ダブルライン・キャピタルのジェフリー・ガンドラック最高投資責任者(CIO)はウェブキャストで、特にビットコインに関して推奨することはないとしながらも、どうしても投機するというのならば5000ドル(54万円相当)を目指し、最大で25%の益を得ることができるだろうとの見通しを示した。

新債券王との別名を持つガンドラック氏の2018年の見通しでは、米国債利回りの上昇、株式相場の下落やドル安を的中させるなど定評がある。

ダブルライン・キャピタルは現在、2000億ドル(22兆円相当)の資産を運用している。