面積12ヘクタールもの広大な丘を利用した「パルメトゥム」は、ヤシ科を中心に2000種もの植物をあつめた植物園。かつてゴミ集積場だった場所から、20年もの歳月をかけて美しい緑のオアシスに生まれ変わりました。エリアごとにアジアやアフリカといった地域の植物が集められ、植物を巡るつかのまの世界旅行が楽しめます。

地元民の台所を覗いてみたければ、アフリカマーケットへ足を運んでみましょう。新鮮な野菜や果物、チーズや魚など200点以上が並び、エキゾチックな食材が多く見ているだけでも興味深いです。ここで食材を調達し、自分で調理するのも楽しそうですね。

町の近郊には「テネリフェ島で最も美しい」と言われるビーチ、「プラヤ・デ・ラス・テレシタス」があり、町からはバスでアクセスできます。テネリフェ島のビーチは岩場であることが多いですが、ここにはサハラから運んだ砂が敷きつめられているので寝転がったりするのにも快適。リゾートホテルが並ぶ南部のビーチと比べ人が少ないのも特徴です。

都会でありながら緑が多く、町じゅうがまるで植物園のようなサンタ・クルス。テネリフェ島には大自然が楽しめるアトラクションも沢山ありますが、たまにはのんびりと町の散策をするのも良いものです。また各地を結ぶバスも出ているので、レンタカー無しで島内を観光したい方はここを島北部の拠点にすることをおすすめします。

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