人民委員会庁舎の目と鼻の先にあるのが、市民劇場。
1897年にオペラハウスとして造られたフランス統治のシンボルで、現在もさまざまなショーやイベントが行われる市民の娯楽の場として親しまれています。なかでも、ベトナム式アクロバティックショー「AO SHOW」が人気。チケットの入手はオンライン予約が確実です。
「ホーチミンの銀座」と呼ばれるドンコイ通り周辺には、いくつものコロニアルホテルがあります。そのひとつが、1880年建造の「ホテル・コンチネンタル・サイゴン」です。
パリのホテル・コンチネンタルにちなんで名づけられたこのホテルは、フランス統治時代には華やかな社交の場。カトリーヌ・ドヌーヴ主演の主演映画「インドシナ」にも登場した、由緒あるホテルです。
ホーチミンを旅するなら、「東洋のパリ」の雰囲気が感じられるコロニアルホテルに宿泊するのもいいですし、宿泊せずとも館内のカフェで優雅なひとときを過ごすのもいいでしょう。
一方では端正なコロニアル建築群、もう一方ではバイクの洪水という両極端な表情を併せ持つ大都会ホーチミン。フランス統治時代から風景は大きく変わりましたが、美しい建築物の数々は、今も街のランドマークとして輝き続けています。
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