マレーシア・マレー半島南部ジョホール州の名物麺、「ミー・ルブス(Mee Rebus)」。

ミー・ルブスを直訳すると「茹でた麺」で、干し海老の出汁とさつまいものとろみが特徴のスープに、黄色い卵麺に厚揚げ、もやし、ゆで卵、刻み唐辛子、ライムが入っているのが特徴です。

今回このミー・ルブスを食べるべく訪れたのは、ジョホール州の州都・ジョホールバルにある創業40年の老舗レストラン「スープ・トゥラン・ジージー(Sup Tulang ZZ)」。

「トゥラン(Tulang)」はマレー語で「骨」の意味なので、店名を直訳すると「骨スープZZ」ということになります。「ZZ」とは、このお店を開業した夫婦の名前、ザイナとザイニにちなむそう。

緑の木々が生い茂る森の中にあるアウトドア感たっぷりの東屋(あずまや)がこのお店の客席です。

オープンキッチン、というよりも、オープンエアなキッチン。

キッチンの脇には色鮮やかなお惣菜のような料理の数々が並んでいます。

メニュー表は、現在のところマレー語表記のものしかありません。しかし、スタッフは英語を話せるので、メニューがわからなければ英語で説明してくれます。

次ページ