北アフリカの西側に浮かぶカナリア諸島で最大の島テネリフェ島。日本ではほぼ無名の島ですが、スペインやイギリス、ドイツをはじめとするヨーロッパからのバカンス先として人気を誇っています。いうなれば日本人にとってのハワイのような存在が、ヨーロッパに住む人々にとってのテネリフェ島と言えるでしょう。
島にはスペイン最高峰を誇るテイデ山、動物園と水族館が融合した「ロロパーク」をはじめとするアトラクションが各地に点在していますが、リゾート地として発展しているのは島の南部。コスタ・アデへやロス・クリスティアーノスと言った町には海岸沿いにリゾートホテルがいくつも立つほか、ヤシの木が並ぶプロムナーデや美しいビーチがバカンス気分を盛り上げてくれます。
ビーチでのんびりしたりショッピングを楽しんだりと町での過ごし方は様々ですが、ちょっと変わった事をしてみたいという時におすすめなのがホエールウォッチング。先ほど触れたロス・クリスティアーノスからはホエールウォッチングの船が頻繁に出航しており、誰でも気軽に参加することができます。
ホエールウォッチングといっても、船の大きさや所要時間、含まれるアクティビティなどは様々。中には水着を着用して途中で海に飛び込むなんてプランや、海賊船の様な船に乗れるプランもあるので、興味に合わせて選んでみましょう。
筆者が乗ったのは写真のようなやや大型の船。体験した感想では、純粋にホエールウォッチングのみを楽しみたいのであれば2時間ほどのプランが最適です。
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