熱々の状態で提供されますし、味も悪くありませんが、ご飯と鶏肉だけ(野菜なし)なので、正直なところ、やや物足りなさがありました。個人的には往路で食べたナシレマのほうが好きです。

とはいえ、予約していればこの温かい機内食とミネラルウォーターのセットが15リンギット(約450円)で食べられるので、コストパフォーマンスは良いと思いました。

機内食は、出発予定時刻の24時間前までであれば、フライト予約時、または予約後に「マイ・ブッキングの管理」から機内食の予約購入ができます(予約なしで機内購入も可能です)。

そのほか、フライト中に2回、ワゴンサービスによる飲料や軽食・お菓子の販売があります。

ドリップコーヒーは7リンギット(約210円)。機内で食品や飲料を買う際は、マレーシア・リンギットのほか、米ドルや日本円などの主要外貨も使用できます。ただし、外貨の場合は硬貨は不可で、紙幣のみ使用可能です。お釣りはマレーシア・リンギットでの返金となります。

クレジットカード(Master CardおよびVISA)も使えますが、支払金額の合計が30リンギット(約900円)以上の場合のみ利用可能とのこと。デビットカードは使えません。

往路はともかく、復路でリンギットのお釣りをたくさんもらってしまうと困るので、復路で何かちょっと飲み物を買いたいなという方は、リンギットを少し残しておくか、米ドル紙幣を用意しておくと良さそうです。

キャビンクルーの国籍はさまざまですが、東京(羽田)・クアラルンプール路線には通常2~3名の日本人クルーが搭乗しているので、言葉の不安がある方も安心です。

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