町のメインストリートは、その名も「グリム兄弟通り」。シュタイナウは、「ドイツ木組みの家街道」にも属しているだけあって、通りには色とりどりの木組みの家々が並びます。

「ドイツの木組みの家」というと、ビビッドな色合いの建物を思い浮かべるかもしれませんが、シュタイナウの木組み建築は、むしろ淡い色合いやシックな色合いのものが多く、ほっとさせられます。

なかには、グリム童話の場面で飾られたキュートな建物も。

グリム兄弟通りで見つけた可愛いカフェが、「Literaturcafé Alte Apotheke」。

かつての古い薬局を改装したカフェで、レトロな店内は、ゆったりとした間隔で客席が配置されたくつろぎ空間。自家製のケーキとともに、ノスタルジックなひとときが過ごせます。

グリム兄弟の家と並ぶシュタイナウの観光スポットが、ハーナウ伯爵の夏の離宮だった「シュタイナウ城」。16世紀初頭から半ばにかけて建設されたもので、小さな町にしては驚くほど立派なお城です。

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