シャープな印象の外観とは対照的に、レースのような模様や、小ぶりでカラフルなステンドグラスなどが、柔らかく女性的な印象を醸し出す内部。
実は、天才建築家スィナンは皇女ミフリマーに恋心を抱いていたという説があり、優美な内部装飾はその表れともいわれています。
ミフリマー・スルタン・ジャーミィの前の道を通って街の中へと入っていくと、商店街があり、野菜やハム・チーズ、乾物類といった庶民の必需品が並んでいます。
お茶やドライフルーツ、ナッツなどの乾物類は、お土産にもおすすめ。グランドバザールやエジプシャンバザールなどで買うよりもずっと安いので、ローカルに混じって買い物を楽しんでみては。
港町だけに魚市場や魚料理のレストランもあり、おこぼれを狙う猫たちに出会えます。
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