こちらのお店は1987年に堀池三枝子さんが始めた「パキスタンカレーのお店」が原点となっている。
そのレシピはパキスタン在住の登山家督永忠子さんがパキスタンでの生活の中でパキスタン現地の食材を用いて自分の舌に合うように考案したもので、この世で唯一無二といってもよいカレーのレシピである。
当時の登山家仲間の1人、堀池三枝子さんは督永忠子さんの「パキスタンカレー」の味に惚れ込み、京都上京区にわずか8席のパキスタンカレーのお店をオープン、その味わいは多くの京都の人々を虜にしてきたのだ。
残念ながら店主の他界など様々な理由から京都に生まれたパキスタンカレーの系譜は途絶えてしまう事になるのだが、2013年に堀池三枝子さんの娘さんがほぼ同じ場所で「カモガワラボ」を開業、いまなお唯一無二のパキスタンカレーを味わうことができる。
・唯一無二のレシピで作られる絶品のパキスタンカレーとは?
こちらのお店では、2種類のカレーが味わえる、それがパキスタンカレーとチキンとほうれん草のカレーだ。
ハーフ&ハーフという形で2種類ともを味わうこともできる。
まず、チキンとほうれん草のカレーだが、ココナッツミルクをベースとしたタイカレーのような味わい。
ローストされたウマミたっぷりのチキンとほうれん草、そしてスパイシーなココナッツミルクベースの濃厚なカレーは、ご飯との相性も抜群だ。