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手伊原純平さんは耳が不自由なため、大声で注文するか、筆談で食べたい料理名を書いて見せる必要がある。80代で耳が不自由になろうとも、厨房に立ってひとりでラーメンを作り続けている伊原純平さんは非常に優しげな表情をしているおじいちゃんだ。

今回はラーメンを注文。注文から10分ほどでテーブルにやってきたラーメンは、クリアなスープのあっさり醤油で飾らないラーメン。油が浮いていないのが特徴のひとつで、縮れ麺をすするたびに純粋なダシと醤油の旨味だけが味覚を包む。はっきり言って、旨い。

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