1899年(明治32年)と言えば、鳥井信治郎が鳥井商店(現在のサントリー)を開業し、ぶどう酒の製造販売を始め、アメリカ製の自動車が輸入されるなど、様々な世界の文化そのものが、日本国内の庶民生活に広く浸透し始めていた時代。
そんな時代に生まれたこちらのお店は、この年に開業した大館駅の弁当販売からスタートし、今尚多くの人々に愛されるお弁当を提供し続けているのだ。
・お店で味わう、曲げわっぱに入った鶏めし
こちらのお店ではお弁当も買うことができるのだが、せっかく大館に足を伸ばしたのであれば、店内で鶏めしを味わうことをオススメしたい。
その理由は、美味しい鶏めしが曲げわっぱに詰められて提供されるためだ。
曲げわっぱとは、スギやヒノキなどの薄板を曲げて作られる円筒形の木製の箱のこと。
木の香りをほのかに感じられる曲げわっぱに詰められた鶏めしは、そのままでも美味しい鶏めしをさらに美味しく楽しめる。
さらに添えられている味噌汁には、秋田が誇る名物のじゅんさいが具として入っているという嬉しいサプライズ。
・比内地鶏のラーメンとセットで
鶏めしだけでも非常に美味しくて満足度は高いのだが、せっかく大館にきたのであれば、もう1つの特産物を使ったメニューとのセットがオススメ。
それが比内地鶏を使ったラーメンと鶏めしのセットメニュー。