丘からはトスカーナの田園風景を見渡すこともできます。家々が点在する長閑な風景が広がり、ここがフィレンツェであることを一瞬忘れてしまいそうです。所々にオリーブの木々が生えているのも見えますね。
庭園内のハイライトのひとつが、「ヴィットローネ」と呼ばれる並木道。森のなかを1本のまっすぐな道が貫き、両側にはいくつもの彫刻が並んでいます。
ヴィットローネの先には池があり、その中心に「大洋の噴水」が置かれています。
噴水まで伸びる橋の上にはレモンの鉢が置かれ、なんともイタリアらしいですね。所々に置かれた彫刻がロマンチックな雰囲気を作りながら、カメが日向ぼっこをするなどほのぼのとした空気も流れています。
ボーボリ庭園はどちらかというと木々や芝の緑がメインですが、季節ごとの花が咲き乱れるエリアも点在しています。とはいえ決して花がメインの場所ではないので、バラ園のような花でいっぱいの庭園を想像されている方はご注意を。
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