東京の吞ん兵衛たちがこよなく愛する居酒屋メニューの1つと言えば「煮込み」。
おそらくそれぞれの吞ん兵衛がそれぞれの愛する「煮込み」の味があり、どれが一番というのは人によって様々であろう。
まことしやかにささやかれている東京三大煮込みや五大煮込みというものには、森下の「山利喜(やまりき)」、千住の「大はし」、月島「岸田屋(きしだや)」、立石「宇ち多゛(うちだ)」、門前仲町「大坂屋(おおさかや)」の5つが挙げられている。
今回は、それらの有名店の美味しい煮込みの味わいに負けないお店をご紹介したい。
お店の名前は「げんき」だ。
・営業時間はたったの3時間
こちらのお店、月島の路地裏でひっそりとオープンしている知る人ぞ知る煮込みのお店。
なんと営業時間は15:30から18:30のたったの3時間なのだが、そのうまさは本物だ。
こちらのお店が驚いてしまうのは、そのお店の店構え。
なんと普通の家の軒先のような場所で味わえるため、親戚のおばさんの家で美味しいモツ煮を味わっているかのような感覚すら覚えてしまう。
・絶品の煮込み
こちらのお店で味わえるのは非常に新鮮な牛モツを使い、丁寧に仕事がされた美味しいモツ煮。
中でもバージョンというメニューがオススメだ。
バージョンとは、コリコリとしたナンコツに、牛の肺を使ったクニュっとした食感が持ち味のフワ、そしてとろけるような味わいがたまらないモツ、そこにコンニャクと豆腐、煮卵が一緒になったメニューのこと。
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