現在ではさすがに当時のようには使用されていませんが、その景観を崩さないように事務所や宝石の工房として利用されています。小さなドアの先にある小部屋や擦り減った階段の石畳、剥がれたままにされている壁面が織りなす市場とはまた違う雰囲気は、ハンでしか感じることができない独特のものです。
シルクロード時代のハンの雰囲気は散策しながらでも十分に味わうことができますが、ここでさらにトルコらしさを感じたいのなら、ハンの入り口付近にあるチャイジュさん(チャイを売っているお店)でチャイやトルココーヒーを一杯注文してみてはいかがでしょうか。
遠くで聞こえてくるバザールの喧騒に耳を傾け、シルクロード時代に思いを馳せながらハンでゆっくりと時間を過ごしてみるのも、ガイドブックには載らないイスタンブールの楽しみ方のひとつかもしれません。
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名前 ズィンジルリ・ハン(Zincirli Han)
所在地 Taya Hatun,Acı Çeşme Sokak,Beyazıt Kapalı Çarşı Mercan Kapısı,34126 Fatih/İstanbul
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